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| コスモピアの代表取締役・田子みどりさんから私たちに『Digiterior』の引き合いがあったのは2004年6月のことでした。前年に設立20年を迎えた同社では、次の10年を見据え、事業拡大と人材育成に向けた組織改革を行うことが決定。その一環として、基幹システムの整理が検討されたのでした。企業に一般顧客と、顧客リストが多量化・多様化するにつれ、顧客データベース、会計管理、人材管理など、複数のシステムが混在するという状況が生じてきました。田子社長は「事業部ごとにシステムやフォーマットが分散しており、経営の分析資料を作るにも二度手間三度手間でした。担当者しか状況を把握できていないという状況も、無駄なエネルギーを要し、組織として問題でした」と課題を認識されていました。 |
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| 訪問しヒアリングした結果、以下のような課題が浮き彫りになりました。顧客データベース、会計管理、請求管理、給与計算、人材管理といった複数のシステムが、一部で連携されていたのを除き、別個に存在していたのです。そのため情報をスムーズに活用できず、無駄な時間と労力がかかっていました。結果としてタイムリーな経営アクションに結び付けられていなかったのです。そこで私たちとしては、『どのようにムダ、ムリ、ムラをなくすか』をシステム構築のポイントに提案しました。これまで約10年かけてダンクソフトが構築してきたシステムを、コスモピア様向けにカスタマイズ。特に重要で一番時間がかかったのは、顧客マスターの作成でした。顧客情報を全事業部で統括し、一つの情報を両側から見てヌケがないか組織的にチェックする。これさえしっかりしていれば、情報が落ちることはありません。実は、私たちが一番導入したかったのは、この考え方なのです。 |
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| 約2週間かけてシステム導入に必要な環境を整え、若手社員をコーチャーとして送り込み、2004年11月に『Digiterior』はサービス開始を迎えました。実際にシステムを使用された社員からは好評を博しました。「これまで手書きで伝票を起こしていたのが、データになったので時間の節約になった」「請求書を発行したかどうか分からないものもあったのが、データで管理できるようになったことで他のスタッフのチェックもできるようになったため、会社全体としてもミスが少なくなった」といった意見や、中には「作業時間が半分になった」と言う方もおられました。システムがさらに浸透すれば、単純作業の時間は一層減り、空いた時間をクリエイティブな仕事に割けるはずです。「今後は人事制度にもシステムを活用していきたい」と田子社長はおっしゃっています。『Digiterior』がその真価を発揮するのは、まだまだこれからだと言えます。 |